2011年3月 3日

われは海の子 浜辺の歌

一、
我は海の子白浪の? さわぐいそべの松原に
 煙たなびくとまやこそ 我がなつかしき住家なれ

二、
生まれてしほに浴して 浪を子守の歌と聞き
 ? 千里寄せくる海の氣を 吸ひてわらべとなりにけり

三、
高く鼻つくいその香に 不斷の花のかをりあり
 なぎさの松に吹く風を いみじき樂と我は聞く

四、
丈餘のろかい操りて 行手定めぬ浪まくら
 百尋千尋海の底 遊びなれたる庭廣し

五、
幾年こゝにきたへたる 鐵より堅きかひなあり
 吹く鹽風に?みたる はだは赤銅さながらに

六、
浪にたゞよふ氷山も 來らば來れ恐れんや
 海まき上ぐるたつまきも 起らば起れ驚かじ

七、
いで大船を乘出して 我は拾はん海の富
 いで軍艦に乘組みて 我は護らん海の國

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